自分が見たい世界が見られるのが魅力!“位置情報ゲームサミット~新たなゲームジャンルが導く未来”に行ってきた

こんにちは、フミヤです!

ぼくたちRWG News編集部は、幕張で開催された東京ゲームショウで行われた、“位置情報ゲームサミット~新たなゲームジャンルが導く未来”に取材にいってきました!

この記事では、この時の内容をみなさんにお届けします!

そもそも位置情報ゲームサミットって何?

位置情報ゲームサミットは、4人の登壇者を交えてテーマに沿ってディスカッションを行うという内容で、当日は立ち見が必要なほど多くの方がその貴重なセッションを聞こうと足を運んでいました。

 

この日登壇した豪華な登壇者陣はご覧の通り!

イングレスやポケモンGO、ハリーポッター魔法同盟でおなじみのNianticからは、
カントリー マーケティング マネージャー 山崎富美氏

2020年にキャプテン翼を題材としたリアルワールドゲームをリリース予定のMIRAIREからは、
代表取締役CEO 志賀雄太氏

リアルワールドゲーム×仮想通貨という新しい切り口のリアルワールドゲーム、ビットにゃんたーずをリリースしたリアルワールドゲームスからは、
代表取締役 清古貴史氏

全国9000ヶ所以上にある駅をでんこと旅することで毎日を楽しくする駅メモをリリースしているモバイルファクトリーからは
代表取締役 宮嶌裕二氏

上記の4名が登壇されました。

そしてモデレーターは、日経 xTECH副編集長 山田剛良氏です。

この日用意されたテーマは、全部で4種類でした。

最初のテーマはなぜ位置情報ゲームを遊ぶのか

1つめのテーマでは”なぜ位置情報ゲームを遊ぶのか”というテーマでディスカッションが行われました。

リアルワールドゲームの歴史が語られたり、登壇された4人もリアルワールドゲームのガチ勢だったりで、このジャンルのゲームならではの醍醐味なども語られました。

データテストの段階からイングレスをプレイされていた、リアルワールドゲームスの代表取締役、清古氏が語るイングレスの魅力は、現実とリンクすることで得られる今までのゲームとは全く異なる体験で、清古氏にとってイングレスが一番興味深かったポイントは、現実世界のスポットとゲームの中のポータルがリンクしているところなんだとか。

リンクすることで今まで目を向けられることのなかった観光資源に目がむけられ、そこに説明文なんかがあったりして地元に詳しくなるところがおもしろいところだと、TSUBASA+をリリース予定の志賀氏も同意していました。

清古さんの言葉を借りると、「冒険に自分が出る」という体験こそ、リアルワールドゲームで遊ぶ理由というところで落ち着きました。

この部分がリアルワールドゲームのおもしろいポイントだと裏付ける例として、イングレスを使った街おこしの例を、ナイアンティックの山崎氏が紹介されていました。

2011年に東日本大震災があって、2012年と2013年に災害復興支援のために東北に行っていた山崎氏はいつもの習慣でイングレスを起動してしまったんだとか。

その時イングレスはまだ出たばかりで全然ポータルがない時代のことです。

その時のことを山崎氏は、「東北の人たちはもっと災害復興のために人に来て欲しいと思っているんだ、でもポータルがない。だからここにポータルをいっぱい増やしたら、わたしは(イングレスで遊ぶために)行くし、みんな来るよねって思って」と語っていました。

また、イングレスの中に記憶のポータルを用意した話も印象的でした。

これは、肉眼で石巻の街を見ると津波で何もなくなった野原なのに、イングレスの画面の中には、記憶のポータル、要はそこには人が住んでてレストランがあって、お店があってというのをポータルにしたんだとか。

こうすることによって、昔はこういうものがあったということに思いを馳すことができ、多分他では出来ないような体験を生み出しました。

 

プレイヤーが外に出る意味は、そこに同じゲームを楽しむ人が集まること

次のテーマは、プレイヤーが外に出る意味は?というものです。

これについてさまざまな意見が集まりました。

テーマ1でも語られていたように、リアルワールドゲームは現実での移動が伴うゲームなので、経済に与える影響がとにかく大きいんだとか!

清古さんもおっしゃっていたように、わざわざサイパン経由で沖縄に行ったり、宮嶌氏の話だと、関東の方が関西の方に行った時に宿泊したりする例もあり、

駅メモで神奈川足柄の里っていうキャンペーンを開催した際には、参加者が1万886名も集まったそうです!

足柄というなかなかマニアックな土地に、1万人以上も集まるなんてすごいことです。

1万人というと、武道館でライブやりますってなった時の人数に値します。(だいたいです)

すごくないですか?

一方で、キャプテン翼を題材にしたリアルワールドゲーム、TSUBASA+(2020年リリース予定)では逆転の発送で考えていて、もともと人が集まるサッカーのイベントとゲームを絡ませることで、

現実世界にあるサッカースタジアムで、毎週のようにお祭りが起こりうるというところに期待していると語っていました。

コミュニティは命!リアルワールドゲームに欠かせないコミュニティとは

3つめのテーマはコミュ二ティが生み出す価値!というものでした。

ゲームを通じて現実世界で人々とつながることができるリアルワールドゲームにとって、コミュニティは他のジャンルのゲームと比べてより一層重要な要素になるものです。

中でもナイアンティックの山崎氏が語られていた、「ナイアンティックのゲームにとって、コミュニティは命です」という発言が印象的でした。

というのも、イングレスだけでも100通り近くのコミュニティが既に形成されていて、それらの規模はグローバルな巨大なものであったり、ローカルな小規模なものであったり、さまざまなレベルのコミュティになっていて、

もはや語りつくせないほど重要な要素となっているんだとか。

また、miraireの志賀氏は「コンシューマーゲームから、ソーシャルゲームにシフトしたことで、ゲーム業界はかなりの広がりを見せたが、リアルでつながるという部分が忘れ去られてしまった。

この忘れ去られてしまった”リアルでつながる”という要素を補完できるのが、リアルワールドゲームにおいてコミュニティが重要になってくるポイントだ」と語られていたように、

ゲームをきっかけにリアルでのつながりが生まれるというのがリアルワールドゲームが生み出すコミュニティの価値であるといえます。

今後のリアルワールドゲームはどんな風に進化していくのか!

最後のテーマは、次のリアルワールドゲームとはどんな姿か、というものでした。

2020年リリースを予定しているTSUBASA+の世界は、「リアルの世界にサッカーファンが見たい光景っていうのが重なって、そこに身近なファンが大好きな身近なコンテンツが重なっていく、というのをイメージしている」と語られているように、

ファンにとって夢のような世界が現実をベースになりたって、その世界の中でワクワクするようなできごとがまるで現実のように起こっていると錯覚できるものが、次のリアルワールドゲームではないかと語られました。

ポケモンGOでは、GOスナップショットという、ポケモンと一緒に写真を撮ることができる機能が実装されたことがきっかけに、一度ゲームから離れていたユーザーたちがふたたびゲームで遊ぶようになったそうです。

TSUBASA+の世界観で志賀氏が語ったように、現実世界をベースに理想の世界がくりひろげられることを、ユーザーが望んでいることをナイアンティックの山崎氏も賛同していたことが非常に印象的でした。

また、宮嶌氏や清古氏が思い描いている次のリアルワールドゲームでは、ブロックチェーンなどの新たな技術を導入することで、ゲーム内でユーザーが作ったアイテムの売買を正しく行うことができるのではないかと議論が盛り上がりを見せていて、ゲームの中により一層現実的な要素が組み込まれて、どちらかというとゲームの世界にぼくたちが飛び込むような形のゲームが生まれるかもしれないという、新たな可能性も垣間見ることができました。

現実の世界とゲームの世界をリンクさせた、リアルワールドゲームという新たなジャンルが、進化する可能性を秘めていることを十二分に感じることができた、熱いセッションでした!

ではまた!

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ABOUTこの記事をかいた人

フミヤ

フミヤ (ふみや、1990年03月19日 - )は日本のライターである。2018年6月からポケモンGOを始めたくらいスマホゲームは超超超ライトユーザーであったが、今では毎日7km歩くほどプレイしている。「ゲットするまで諦めない」がモットーの変なおじさん